2004/04/21

復活祭

その奥にあるものを

つきつめるばかりが

運命ではない。

焦がれて後を追い、

消え失せた後の地表で

涙を落とすのは

とても惨めで儚い。

自分への嘲笑でありながら

答えを出せずにいる私がそこにいる。

どこからともなく

繋がれた鎖にぶらさがる手と手

頭上に覆い被さるものはなく

焦げて影になりえるのも危うい

求めるは同じ境遇の依存しないモノ

それは逃避であり、今一瞬の価値を有する。

翻弄されるこの流れに

さらなる勢いをつけようとしている。

それらが復調に結びつくことはなく、

最後の責務を受け持つのは私自身かもしれない。


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