その奥にあるものを
つきつめるばかりが
運命ではない。
焦がれて後を追い、
消え失せた後の地表で
涙を落とすのは
とても惨めで儚い。
自分への嘲笑でありながら
答えを出せずにいる私がそこにいる。
どこからともなく
繋がれた鎖にぶらさがる手と手
頭上に覆い被さるものはなく
焦げて影になりえるのも危うい
求めるは同じ境遇の依存しないモノ
それは逃避であり、今一瞬の価値を有する。
翻弄されるこの流れに
さらなる勢いをつけようとしている。
それらが復調に結びつくことはなく、
最後の責務を受け持つのは私自身かもしれない。
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